2025/05/04 00:37
前回はマゼンタシャンプーを開発する過程で私がどのような思いで作ったのかを書きました。
その想いだけで、
「もう充分いいシャンプーだって伝わったよ、使ってて実感してるから大丈夫よ」
って方は今回のブログ記事は読まなくても構いません笑
「いやいや?まだ何が良いか伝わらないんだけど?」って方にもう少し深く語ります!
早速ですが、マゼンタシャンプーの全成分はこんな感じ。
↓

上から分量の多い順(逆三角系図イメージ)
色分けの意味は画像下部の四角部分に記載。
見てお分かりいただけるように、植物由来の成分や有効成分ばかり。
唯一かなり下のグレーの部分はそもそもの原料を作ったり保存したりで使用しているもので、それさえも優しめで極わずかしか入ってません。
〈刺激が弱い↔︎刺激が強い〉の意味。

ただ植物成分が沢山入ってるから優しいということでは無いのです。
シャンプーは8割以上、洗浄成分なのでどれだけ拘っているかが1番大事なのです!!
お使いのシャンプー、ドラッグストアのシャンプーの裏面を見てください。ラウレス硫酸Na,ラウリル硫酸Na,オレフィンスルホン酸Naが入っていたら……ガッカリしてください。
刺激が強くて残りやすく、女性の頭髪にとっては髪はバサバサ、地肌はベタベタの現象の1番の原因です。
マゼンタシャンプーの話に戻ります。
図の上から、
水、グリセリンが大元のベース。
その中に界面活性剤を足していってます。
緑文字の8つが全部植物由来ですがその中でも
【シルクの界面活性剤】
が2番目に来ているなんて、とても贅沢で凄いシャンプーなんですよ!!!
↓ ↓ ↓

シルクなどのアミノ酸系界面活性剤は汚れを落としながらも、人体と同じアミノ酸ゆえ、補修してキューティクルなども整えてくれる成分ってだけで石油系より断然優れていると何度も言ってますが!
そのアミノ酸酸系の中でもシルク系は1番最上級の洗浄剤で、素晴らしい効果があります。
でもその分原価がとても高いものなので、一般市場で売られるものとして大量生産するのは厳しいことから使われる事はあまり無いのです(入っていても微量とかはあるかも)
でも、、髪の毛命のロングヘアを大事にしたいなら使ってみたいですよね、その上質なやつ!!
また、アミノ酸系のシャンプーの特徴として
泡立ちが弱い→洗った気がしない、
水っぽくて手からこぼれる、
などの少し不満を感じる点があるのが多いのですが、それも沢山の商品とお客様を洗ってきた経験を踏まえて、他のアミノ酸系や両性活性剤を組み合わせて改善し、丁度いい使い心地になるように設定してあります。
次からは有効成分です!
【ホホバ種子油】

これは今まで数多くの美容専売品を使っている中で良いな優れてるなと感じた植物成分なのでピックアップ!

こちらはオーガニック成分の中で私が1番気に入って、マゼンタのコンセプト成分にしておりトリートメントやミスト、ヘアクリーム、ハンドクリーム全てに入ってます!
効果はアンチエイジング!!
ポリフェノールが豊富で抗酸化作用があり保湿、美肌、美白、抗アレルギー剤効果があると言われています。
ビルベリーのベリーがパッケージピンクともリンクするし、ちょうどピッタリの出会いでした!
あと界面活性剤と同じく知っておいて欲しいのが、ボタニカルやオーガニックなどのネーミングと共に裏面に植物エキスがこれでもかって沢山入ってるものが多いですが、微量を数多く入れて何がどう効くのかも分からない!組み合わせ大丈夫なの??でもまぁ植物だし?みたいな感じで作ってるとしか思えないラインナップだったりします(汗)
…プロや代理店、メーカーからの裏話ですが
植物成分こそ不安定で、
多種類あるほど逆に人によって合わない、
という事が発生しやすいそうです。
植物エキスが沢山あれば、髪にいい商品なんだと思うのはやめましょう。大切なのは成分表示の4個目くらいまでの洗浄剤をチェック!
植物エキスは確実に欲しいものだけ。
長くなりましたので
優れた有効成分は次のページで!