2025/11/10 02:14
スタイリング剤とされるものを大きく分けると
スプレー、ワックス、バーム、ジェル、
ムース、クリーム、リキットタイプなど。
アウトバストリートメントやヘアクリーム、オイル、ウォーター系などはヘアケアをして状態を良くするものなのでトリートメントの仲間。
大きな違いはキープ力があるのか。
寝起きのボサボサヘアから、お出かけ仕様に形を整えて、艶や固まったり、束感出したりして、外に出て風に吹かれてもボサボサになりにくいようにするようなもの。
そして洗えばキープ力が取れる。
こんなイメージが『スタイリング剤』
ここからは長年のロングヘア美容師としての見解です。
女性は髪を触る。
サラサラになるほど触りたいし、
風で乱れたら、すぐ梳かしたいたいし、
整え直したい!
だからまず「固まる」スタイリング剤は無し!
結婚式などのヘアセットや
ショートのツンツンヘアは固める。
それ以外は《手直し出来る質感》がいい。
スタイリング剤も流行があって
ワックスが出てきたなと思ったら今はバーム?
これらは〈脂の塊〉で、固さが何段階も何種類もあり、固いものはツンツンショート。1回付けたらシャンプーしてもなかなか落ちないくらいのものから、少し手直し出来るレベルまで。
バームもワックスよりは固くないけど、完全にアブラ。
毛量が少ない人が付けすぎたら脂ぎってるように見えてしまうし、ホコリ汚れもつきやすい、頭皮から出る皮脂も重なり、ベターっと重く不快を感じるのではないでしょうか?
なんなら吹き出物の原因にもなります。
(ちなみに私は中学生の時のスプレーをおデコに噴射して見事に吹き出物に悩む学生に陥りました…。)
私のように長さがあって細い髪だと
アブラがついたらほぐそうとすると絡まり切れてしまったりと、本当に不愉快、最悪!!
束ねた時にパラパラと落ちてこないようにしたり、静電気を抑え、トップの僅かにツンツンするアホ毛を落ち着かせたり、軽くなった毛先、カールの質感、広がるクセを少しダウンして、キチンとした清潔感ある髪型で外に出るとか人と会うとか。
そんな願いを叶えてくれるのは
【ヘアクリーム】
クリームは脂と水が乳化して混在しているもので、トリートメントにもスタイリング剤にもなるのです(なので最初の種類分けの両方に属してます)
やはりヘアクリームも単純ではなく、ベタベタ系からサラサラ系までモノによって様々。
たくさんメーカーから取り寄せても
なかなかコレ!ってものに出会えない。
むしろマイナーになっていて種類も少ない。
メーカーは流行にのって即売れるものをドンドン作るので、実はヘアクリームが良い!って所に目は向けていない。。
ならばもう自分で作るしかない!!!
他の美容師には負けないこだわりの感覚を持っている私が
1番嬉しい!欲しかった!!と思う
トリートメントと
クリーム状のスタイリング剤を!!!

